人生80年時代の生涯生活設計(15)〜リクルート社主催FC&独立開業フェア見聞記〜 |
セブン−イレブンなど初出展企業もぞくぞく登場!昨年以上に盛況だったリクルートのFC&独立開業フェア |
なかでも、セブン−イレブン・ジャパン、サークルKサンクス、ミニストップの大手コンビニエンスストアが大きいブースで、大勢のスタッフを配して出展していたのが目立ちました。比較的規模の小さい出展者が多数を占めていた昨年に比べ、例えばセブン−イレブン・ジャパンのブースは会場中央部に位置し、相談者と接遇者が何組も熱心に商談していました。他のブースにも相談に立ち寄る方が途切れないようでした。やはり、団塊世代の第一陣の定年時期であることの影響でしょうか、相談者も出展企業も気合が入って、大いに盛り上がっているようでした。
この「FC&独立開業フェア」は、独立開業のためのセミナープログラムと出展企業による開業相談の2つのプログラムで構成されていました。
独立開業のためのセミナープログラムは、次の内容で開催されました。
10月12日
■特別セミナー:独立するなら「伝説の社員」になれ!
(講師)有限会社エリエス・ブックコンサルティング 代表取締役 土井英司氏
■本気で稼ぐ人のための独立力養成講座
(講師)株式会社アクティブラーニング 代表取締役 羽根拓也氏
■お金も時間も両方稼ぐビジネスオーナーになる方法
(講師)有限会社ディーシーグループ 代表取締役 田渕裕哉氏
10月13日
■失敗しないフランチャイズチェーンの見分け方
(講師)社団法人日本フランチャイズチェーン協会 会員サービス部長 内川昭比古氏
■起業に役立つコミュニケーションの技術
(講師)株式会社ラーンウェル 代表取締役 関根雅泰氏
これらのセミナープログラムうち、実際に受講できたのは、株式会社ラーンウェル代表取締役の関根雅泰氏の「起業に役立つコミュニケーションの技術」だけでしたので、他の状況は分りませんが、このセミナー会場もほぼ満席状態で盛況でした。このセミナーで印象深かったのは、講演途中で左右あるいは前後に着席している受講者同士でコミュニケーションを取り合うという思いがけない仕掛けでした。独立開業を目指す者は、いかなる場面でも自己PRと名刺交換をできる準備が大切であることを改めて認識した次第です。
今回の「FC&独立開業フェア」は、団塊世代の皆さんの参加が多かったせいでしょうか、とても盛り上がりを感じました。しかし、開業資金は少なくても300万円以上が必要なビジネスが大半でありますから、慎重の上にも慎重に検討することが必要だと感じた次第です。