自分の可能性にチャレンジする費用をどうしますか
人生80年時代の生涯生活設計(7)「人生の三大不安から脱却し自己実現の欲求を満たすには費用確保の手段が必要」
自己実現とは、人生において自己の可能性を追求することです。生存・経済的欲求は、人間の最低次元の欲求であるのに対し、自己実現の欲求は、人間の最高次元の欲求です。
定年退職前に退職後の生活や仕事を計画するのは難しい
企業で働いている誰もが定年退職を承知しているにもかかわらず、それ以降の生活や就業の計画を定年前の早い時期にきちんと立てることは、なかなか難しいようです。ではこの難しさは何に起因するのでしょうか。
定年後の計画を考えるのは定年2、3年前からでは遅すぎる
40代から50代前半までは仕事に忙殺され、定年後のことまで真剣に考えている人はあまりいないように見受けられます。・・・それが57〜58歳ぐらいになると、定年後どんなふうに生きるかが急に気になり始め、『今後はどうなるんでしょうか』とこちらに質問される方もおります。
「出世で得られるやりがいとは違うものもある」(読売新聞特集「山一マンの10年」より)
2007年10月31日から連載がスタートした読売新聞の特集「山一マンの10年」では、元山一証券社員の方々が破綻で職を失った後どのように生きていたかに焦点を当て、出世競争に血眼になっていた猛烈社員時代から人生の季節を乗り越え、それとは異質の生きがいを見出すに至った姿を紹介しています。
生活環境の変化に対応できるライフ・マネジメント・プログラムを!
人生80年時代の生涯生活設計(2)「変化に対応できるライフ・マネジメント・プログラムを考えよう」
急速な高齢化社会への進展がもたらす生活環境の変化に対応できるライフ・マネジメント・プログラムは、リスク(危機)を予測し、対処する方法を具体的なライフ・プランとして計画し、実行することです。